未曾有の大規模災害が発生すると、組織内の混乱も生じます。特に指揮命令や調整・連携が機能しなくなると、被災現場の復旧が遅れる要因になります。
こうした事態を回避するため、本プログラムでは、災害時でも機能する標準化された『指揮命令系統のつくり方』や『組織編成』の基礎を学んでいただきます。
大規模災害に直面した時に、どのような意思決定をし、早期に災害対応の体制を整え、組織編成し、役割分担をしながら、対応に当たればよいのか。その具体的な方法論を実習を交えて学んでいただけます。
研修の狙い・目的
緊急時における指揮統制の原理原則であるインシデント・コマンド・システム(Incident Command System、以下ICSと略す)の基本を習得します。様々なケーススタディーを通して、災害マネジメントの最適解を導き出す方法論と災害時の効率的な組織運営スキルを体得します。
主な対象者
全ての企業や組織を対象としています。
大規模災害においては、自組織だけでの問題解決は難しく、多機関連携に取り組む必要があり、企業、指定公共機関・医療機関等の担当者には必須のプログラムとなっています。
研修訓練内容(プログラム)
座学を中心に、福島ロボットテストフィールドの施設を利用したリアルな訓練が体験できます。
※開催場所が福島ロボットテストフィールド以外の場合、座学のみの訓練プログラムになります。
1.研修の目的 2.災害対応の標準化について 3.ICSの概要 4.ICSの視点と原則 5.研修の目的 6.災害対応の標準化について 7.ICSの概要 8.ICSの視点と原則
認証
当プログラムの内容は以下の認証組織により認証されております。
一般社団法人日本災害対応能力認証機構(J-DReCC)
上記認証は、ISO22320(JISQ22320)に準拠。
研修時間
1日(6時間)
費用
30,000円(税別)
(修了証費用別途2,000円)
開催場所
福島ロボットテストフィールド 福島県南相馬市原町区萱浜新赤沼83