No.001 危険物・テロ災害初動対応訓練(初級)

本プログラムは、危険物・テロ災害が発生した際の初動対応の基礎を学ぶプログラムです。
危険物質・有害物資を取り扱っている事業所では、漏洩事故や火災により、甚大な二次災害を引き起こす可能性があります。そのため、危険物質・有害物質災害に関する基礎概念を学び、それぞれの物質に対する対応方法を学ぶ必要があります。また、危険物を使用したテロ攻撃から施設やイベントを守るための知識や方法論についても学びます。
人的被害と物的被害を最小限に留めることを目的としたプログラムになっています。

研修の狙い・目的
最新版の危険物・テロ災害初動対応ガイドブック(2016ERG)を使用し、テロを含めた危険物質等への初動対応の基本を学びます。危険物資や有害物質の発災時の取り扱いを適切に学ぶことで、人的被害を無くし、物的被害を最小限に留めることができるようになります。
主な対象者
製品を製造するために化学物質、薬品、危険物質を扱っている企業や組織。
テロ災害が発生した際にファースト・レスポンダーとして対応する可能性のある方。具体的には企業の自衛消防組織、ISO14000取得企業、イベント警備、大規模集客施設職員、公共交通機関職員、公設消防等の方々を対象としています。
研修訓練内容(プログラム)

座学を中心に、福島ロボットテストフィールドの施設を利用したリアルな訓練が体験できます。

 1.危険物質(HAZMAT)の定義
 2.危険物災害に関する基本概念
 3.6種類の危険因子
 4.侵入・曝露経路
 5.特性と性状
 6.危険物質災害認識のための7つの手がかり
 7.危険物質を同定するための参考資料
 8.危険物・テロ災害衝動対応ガイドブック(2016ERG)
 9.テロ攻撃の指標
10.現場管理技術
11.防護行動
認証

当プログラムの内容は以下の認証組織により認証されております。

一般社団法人日本災害対応能力認証機構(J-DReCC)
上記認証は、全米防火協会(NFPA: National Fire Protection Association)規格472※(アウェアネスレベル)に準拠(J-DReCCが日本の実情に即して改編)。
研修時間
4時間
費用
25,000円(税別)
(修了証費用別途2,000円)
開催場所
福島ロボットテストフィールド
福島県南相馬市原町区萱浜新赤沼83